事例

非認知能力の視える化による新しい形のキャリア教育事業

■広島県 東広島市、安芸太田町、修道大学など

2021年7月~

 

「日本人の若者は、諸外国に比べて将来に対する希望・夢を持っていない」という調査結果へのアプローチ策として、昨今、教育機関での研究・講義活用が加速しているボードゲーム(遊び)を通し、子どもたち自身が持つ強み≒非認知能力に気づき、強みを活かした「夢」の実現に向けたアクションプランの立案&実行までの支援を見据えた事業を実施しています。

 

 

【課題】

・若者を対象とした意識調査(内閣府)の結果、日本の若者は諸外国に比べ自分の将来に明るい希望を持つことができていない。

(他、自己を肯定的に捉えている者の割合が低い悲しい,ゆううつだと感じている者の割合が高い自分の将来に明るい希望を持っていない等

 

 

【支援内容】

ボードゲームを通し、①子どもたちがまだ気づいていない自身の『強み』を発見すること、②強みを踏まえた将来の夢を描くこと、③夢実現に向けた具体的なクションプランの立案と最初の一歩を決めてもらうこと、の3つを目的としたイベントを開催いたしました。

ゲーム終了後には、子どもたち自身で発見した自身の『強み』の組み合わせから、将来向いている”かもしれない”仕事を紹介するなど、夢に向かう1歩、具体的なアクションプランが描けるようなフィードバックを実施しました。また、子どもたちだけでなく、保護者の方々へもフィードバックを行うことで、家族で共に夢に向かうきっかけ作りとなるよう工夫しました。

【成果/結果】

小学生向けイベント:東広島市で実施(小学校2年生~6年生までの計15名が参加)

高校生向けイベント:安芸太田町の加計高校で実施(2年連続で、探究の授業として実施し、延べ67名が参加)

大学生向けイベント:修道大学の夏季特別講義として実施(大学2~3年生までの計16名が参加)

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