お知らせ

「福島県矢吹町スポーツ×デジタル振興プロジェクト」 体力・運動能力向上プログラム実証事業報告会を開催

プレスリリース
2025.03.07

みらい株式会社(本社:広島県広島市、代表取締役社長:妹尾 暁、以下「当社」)は、福島県矢吹町から受託している「矢吹町スポーツ×デジタル振興プロジェクト支援業務」の一環として実施している「バイタルウォッチを活用した子どもの体力・運動能力向上プログラム」の実証事業について、2025年2月17日に矢吹町役場にて報告会を開催いたしましたので、お知らせいたします。

 

先日開催された報告会では、矢吹町長、副町長、教育長を含む関係者にこれらの分析結果を報告。

副次的な効果として、バイタルウォッチの装着により、児童たちが自発的に運動量を増やそうとする様子が観察され、運動への動機付けツールとしての効果も確認されました。

■福島県矢吹町のリリースはこちら

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000142719.html

 

■実証事業の概要

本プロジェクトは、元プロ野球選手の中畑清氏や北京オリンピック出場の千葉麻美氏を輩出するなど、スポーツが盛んな矢吹町において、町民の健康増進や地域活性化を目的にスポーツとデジタル技術を融合させた新たな取り組みとして実施しています。

 

今回の実証事業では、矢吹町様、矢吹町教育委員会様、矢吹町立三神小学校様のご協力のもと、当社が提供する運動プログラム時、通常の体育授業時にバイタルウォッチを活用し、児童の運動時における心拍数等のバイタルデータを取得。

これらのデータを機械学習により解析を行いました。

なお、バイタルウォッチの活用に際しては、事前に小学校を通じて保護者の同意を得た上で実施しています。

また、本事業で収集されたデータはすべて仮名化処理を施し、個人を特定できない形で分析・活用しています。データの管理は厳格なセキュリティ対策のもとで行い、本事業の目的以外での使用は行いません。

 

 

■実施体制(敬称略)

・協力:矢吹町、矢吹町教育委員会、三神小学校

・企画、運営、運動プログラム提供:当社

・ソリューション提供: NXTech株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:松場 清志、当社グループ会社)が提供する「みまわり伝書鳩ヘルスケアシステム」を活用しバイタルデータを取得。

・分析、解析:株式会社Cellence(本社:千葉県千葉市 代表取締役:芳川隼登)千葉大学大学院医学研究院発スタートアップ企業。医学研究で用いられる機械学習やAIなどの数理的解析基盤を適用したデータの分析・解析を行う。

 

本プロジェクトでは、デジタル技術の活用により、子どもたちの能力を高低で序列化するのではなく、一人ひとりの特性や強みを活かし、それぞれに適した学習方法を提供することに重点を置いています。運動特性の違いを多様性として尊重し、個々の成長を最適に支援することで、すべての子どもが自信を持って体育活動に取り組める環境づくりを目指していくものです

 

今後も当社は、本実証事業で得られた知見を活かし、矢吹町のスポーツ振興とデジタル技術の融合による地域活性化を支援してまいります。

 

【本件に関するお問い合わせ先】

みらい株式会社 コンサルティング事業部

担当:宮本

contact@go-mirai.jp

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