ジチタイワークスに、当社の熊本県天草市での取り組みが掲載されました。 

「企業誘致から定着まで、自治体と民間がタッグを組みサポートする。」

2021年7月より本格化した、熊本県天草市での人口減少対策の取り組み。コワーキングスペース「あまスタ★ファロール」を拠点とし、企業誘致事業とアウトソーシング事業の2軸で、地方における人口社会減少の約60％を占めるとされる「仕事がない」という課題の解決に取り組んでいます。 

▼企業誘致事業 

　熊本県の最西端にある離島でありながら、近年東京をはじめとした都市部から、CGやゲーム制作をはじめとした最先端技術を持つ企業が続々と進出をしてきており、天草にいても都市部と変わらず“やりたい仕事ができる”環境が生まれてきています。 

その進出理由は様々。都市部企業のニーズを発掘し、地域の方々の想いや課題と丁寧に結びつけることで、企業も、街も、行政も、みんなが笑顔になれる企業誘致活動を推進しています。 

　そして、多くの企業にわが街が選ばれているという現実を、市民の方々に広く認知していただくことで、「シビックプライドの醸成」とともに、地域企業との連携による「新たな産業や雇用創出」にもつなげていきます。また、都市部との「情報やスキルの格差を小さくしていくこと」で、デジタル田園都市国家構想のモデルを創造していきたいと考えています。 

▼アウトソーシング事業（ファロールオンライン） 

　元々デスクワークが少ない地方において、テレワークを広めるためのセミナーやスキルアップ講座を開催しています。そこで学んだ方々が活躍できる場を提供するため、また、育児や介護などで時間や場所に制約がある方にも“やりたい仕事ができる”環境を提供するため、都市部企業や公共団体から業務のアウトソーシングを請け負い、事業展開しています。 

　SNS運用、パワーポイント制作、ライティング、デザイン制作、WEB制作、コールセンターなど、2023年5月現在、200名以上のファロールメンバーが、オンラインアシスタントとして活躍しています。 

※ファロールオンライン：https://go-mirai.jp/outsourcing/ 

天草市と同じように、人口減少という課題を抱える地域は全国にたくさんあります。天草での取り組みをさらに深化させながら、今後は他の地域でも同様の展開を広めていけるよう、都市部と地域をつなぐことができる人材の育成にも取り組んでいきたいと考えています。